相続した不動産は売却した方がいいか?維持すべきか? カテゴリー:不動産相続の知恵袋 Facebook Twitter Pocket はてブ LINE 公開日:2018年10月24日 最終更新日:2022年10月18日 現在ご所有の不動産を、相続で受け継がせたいと考えている人はいるでしょうか? 条件が良く、利益が入りやすいところであれば、資産として受け継がせたいと思う人もいますよね。 不動産に関しても、よく売却した方が良いのか、相続した方が良いのか、問題になることがあります。 今回は、不動産相続は売却した方が良いのか?相続した方が良いのかについて説明したいと思います。 目次1 不動産相続は問題になりやすい2 相続不動産は売却すべきか?維持すべきか?2.1 相続不動産を維持する場合2.2 相続不動産を売却する場合3 まとめ 不動産相続は問題になりやすい みなさんは、相続する際にかかる相続税がどのくらいの金額からになるのか知っていますか? それなりの金額だと、対象になってくるくらいは知っている人もいるでしょう。 不動産の売却と相続の問題は、主に税金と分け方に関係してくるのです。 まず、税金に関して説明していきます。 対象となる金額で多いのは、5,000万円くらいになります。 資産の金額がどのくらいなのか、申請に関わるので、相続する時はしっかり確認しておくといいですよね。 この金額に満たない場合は、基本的にあまり対象にならないと考えても良いでしょう。 次に、資産の分け方についてです。 特に、建物を持っていた時に、誰が住むのか、誰のものになるのかということで問題になりやすいです。 お金と違って、家自体を分けることはできませんよね。 意外とスムーズに決まるところも多いですが、問題を拗らせてしまうところも多いのが実情でしょう。 私たちは、金額や対象となる物の価値が高いほど、よく問題になりやすいと思いがちですが、実際はそうでもありません。 少額だったり、価値は低くとも昔から受け継いできた物があったりすることは、どこの家庭でもありますよね。 特に、受け継ぐ人数が多い場合に、誰が何を相続するのかによって問題が起こりやすくなるのです。 そのため、現金での相続の方が税金の仕組みも分かりやすく、分割もしやすいので問題も比較的少ないと言えます。 一方で、資産の状況によっては、売却してしまった方が相続する際に都合が良いこともあります。 当事者同士でしっかり話し合いを重ねた上で、どのような扱いにするのかを決める必要が出てくるでしょう。 相続不動産は売却すべきか?維持すべきか? 本題ですが、資産として不動産が残されていた場合、売却した方が良いのか、それとも相続をした方が良いのか、どちらの選択をすると良いのでしょうか? それぞれを選択した場合、どうなるのかについて説明します。 相続不動産を維持する場合 思い入れのある物で、手放すことができないという人もいますよね。 この場合に問題になるのが、不動産は誰のものになるのか、さらにアパートなどの賃貸物件の場合は家賃収入等の扱いはどうなるのかについてです。 特に、維持を希望する人数が多いほど、大変なことになるのが予想できますよね。 よく問題になりがちなのは、収益の部分を複数人で分けようとする場合です。 大まかな管理は1人で行っていても、収益は3人で分けることになる等、不満が溜まりやすいですよね。 無難な解決策として、「実際に管理してみてから考えよう」と進めることもあるのですが、後々問題が大きくなりやすくなります。 状況にもよりますが、できるだけ収益の分け方を明確にして管理をすると、問題も起こりにくくなるでしょう。 相続した場合は、収益の部分はあやふやにせず、しっかり決めておいた方が良いです。 相続不動産を売却する場合 「不動産を持っているよりも、維持管理するよりも売却した方がいい。」 中には、このように思う人もいるでしょう。 また、売ったお金を分ける形の方が、問題も少なく、スムーズになると考える人もいるかもしれません。 税金の関係から見ると、高額になりそうな場合は売ってしまった方が良い場合もあります。 その方が、税金が多少安くなることが考えられるからです。 金額を計算してもらった時に、控除の対象額に該当するならば、売ってしまった方が節税になりやすいでしょう。 人によっては相続税の対象にならなかったり、少ない金額で済んだりという人もいるかもしれません。 このような場合は、物件を持ち続けても大きな問題はありません。 なるべくお金に替えて分けたいというならば、売ってしまっても良いでしょう。 また、立地などの条件によっても維持管理するよりも売却した方が良い場合があります。 特に、土地の価格が低くなりそうな場所にある場合は、低くなってから売ってしまうと、希望の価格で売れないということもありますよね。 さらに、売りたくても売れないという状況になってしまうかもしれません。 そのため、価値をふまえた上で売れるうちに売っておく、というのも重要な選択になります。 少しでも売却を考えている場合は、将来的な価値も見据えて鑑定してもらうと良いでしょう。 まとめ 今回は、相続不動産は売却と維持管理どちらが良いかについて説明しました。 どうしても売却ができない場合は、相続時の収益の部分は必ず、誰がどの部分の収入を確保するのかを明確に決めておく必要があります。 また、税金が高めである、お金で分けたいという場合は早めに売却してしまった方が、価格が低くならないうちにお金を確保できるので良いでしょう。 現状でどのくらいの価値があるのか知りたい、という人は当社までご相談下さい。 この記事のキーワード相続不動産 税金 管理 Facebook Twitter Pocket はてブ LINE 当社を選ぶ6つのメリット 即日買取・高額査定の方法 選択して下さい一棟 アパート・マンション・ビル投資用区分マンション分譲マンション戸建土地