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公開日:2025年12月18日
最終更新日:2026年3月31日

本記事は、今後、アパート売却を行う予定がある方、もしくは検討されている方に向けて、「アパート売却を考える際に最低限必要な知識」を分かりやすく、且つ網羅的に解説しています。

1.アパート売却の期間と流れ

アパートを売却するまでにかかる期間は「一般的に6ヶ月~1年程度」といわれています。

一般的なアパート売却の期間と流れは、以下のとおりです。

〈アパート売却の期間と流れ〉

アパート売却の流れと期間

売却の「流れ」を把握しておくことは、「次に何を行えばいいか」が明確になり、迷うことなくスムーズに手続きを進められるので、結果的に「早期売却」につながります。

アパート売却の流れについては下記の記事で一層詳しく解説しています。

2.依頼する不動産会社を選ぶ基準

不動産会社にもそれぞれ得意不得意な分野があり、「お付き合いがあるから」、「大手だから」という理由だけ依頼をするのはよくありません。

いくつかの不動産会社を選定、比較検討して「不動産会社」を選びましょう。

「不動産会社」を選ぶ基準は以下のとおりです。

〈「不動産会社」を選ぶ基準〉
  • 売却する種別(収益物件、居住用等)の物件を取扱いしているか
  • 売却する物件を欲しがる客を抱えているか
  • 不動産の売却業務を得意としているか
  • レスポンスや報告がマメに行ってくれそうか

さらに詳しく不動産会社の選び方について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

3.「アパート売却」に関するコツ 一覧

「アパート売却」を成功させる為のコツは、シチュエーションに応じて大きく4種に分けられます。

〈「アパート売却」に関するコツ 4種〉
  1. 1. アパート売却を成功させる「基本的」なコツ
  2. 2.「オーナーチェンジ物件の売却」を成功させるコツ
  3. 3.「取り壊して更地として売却」を成功させるコツ
  4. 4.「買取」を成功させるコツ

基本的なコツに加えて、よくあるアパート売却のシチュエーションに応じたコツを、それぞれ解説します。

3-1.アパート売却を成功させる「基本的」なコツ 一覧

まずは、基本的な8つのコツを押さえておきましょう。

【アパート売却を成功させる8つのコツ 一覧】
アパート売却を成功させる8つのコツ 得られる成果
【コツ1】手続きの「流れ」やかかる「税金」を把握しておく 「早期売却」、「損をしない売却」が目指せます。
【コツ2】不動産市場が活発になる時期までに成約を目指す 「早期売却」、「高値売却」が目指せます。
【コツ3】いい不動産会社に依頼する 「早期売却」、「高値売却」が目指せます。
【コツ4】築年数20年以内だと有利 「高値売却」が目指せます。
【コツ5】大規模修繕の後に売却する 「高値売却」が目指せます。
【コツ6】減価償却が終わるときに売却する 「節税効果」を得ながら売却を目指せます。
【コツ7】稼働率が90%以上を保てているときに売却する 「高値売却」が目指せます。
【コツ8】所有期間が5年以上になったときに売却する 「節税効果」を得ながら売却を目指せます。

より一層、「アパート売却を成功させるコツ」について詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。

3-2.「オーナーチェンジ物件の売却」を成功させるコツ 一覧

入居者がいるアパートは、オーナーチェンジ物件として売却するため、購入者は投資家や不動産会社などに絞られるのが一般的です。

オーナーチェンジ物件の売却を成功させるには、

  • 収益性が高いこと
  • 管理体制が整っていること

をアピールするのがコツです。

3-2-1.収益性が高いこと

アパートのような収益物件の場合、買主は収益性がある物件かどうかを重視します。

その際、特に見られるのが「レントロール」です
「レントロール」とは、家賃明細表とも呼ばれ、現時点での収益がどれくらいなのか把握できます。

「レントロール」の情報により収益性が見込める場合、高額・早期売却も可能になります。
売却前に空き室を減らす工夫を行い、収益性を向上する等の準備をすると良いでしょう。

空き室を減らす工夫としては、「敷金礼金ゼロ」、「フリーレント」など募集条件の見直しが挙げられます。

3-2-2.管理体制が整っていること

修繕履歴や家賃収入の実績などの資料を事前に準備しておきましょう。

物件の劣化が進んでいたり、家賃滞納者がいたりすると、購入希望者から敬遠されます。
電気設備・給湯設備等の基本インフラの修繕や、滞納者との退去交渉等を事前に済ませておくことで資産価値を高める事ができます。

3-2-3.オーナーチェンジ物件を売却する際の注意点

オーナーチェンジが決定した後は、賃貸借契約書はもちろん、入居者から預かっている敷金も新オーナーに引き継がなければいけません。

敷金は、売買代金と別に受け渡すのが一般的ですので、精算方法を明確にしておく必要があります。

3-3.「取り壊して更地として売却」を成功させるコツ 一覧

築年数が古く、老朽化が進んでいるアパートの場合、取り壊して更地にした上で、「土地」だけを売却するという選択肢もあります。

アパートを取り壊して更地としての売却を成功させるコツは、

  • 解体前に「更地の価格」を確認する
  • 土地の強みを明確にする

ことです。

3-3-1.解体前に「更地の価格」を確認する

更地にすることで、アパートの購入を検討していなかった層にもアピールしやすくなりますが、解体費用が発生します。

売却できたとしても売却益から解体費用が回収できなければ、赤字です。

そのため、アパートの解体前に「更地の価格」も査定してもらい、収支シミュレーションを行いましょう。

3-3-2.土地の強みを明確にする

更地にすると固定資産税が高くなることがあり、売却期間が長引くと無駄な支出が発生するリスクがあります。
したがって、更地にして「土地」として売却する場合は、早期売却が重要です。

しっかりとその土地の強みを見出し、買い手が集まるようにアピールする準備を整えておきましょう。

3-4.「買取」を成功させるコツ

買取は、転売を目的とした不動産業者が買主となるため、買主を探すところから始める仲介に対して、早期売却できる点が魅力です。

「早く現金化したい方」や「古いアパート」を所有している方に向いている売却方法です。

買取を成功させるコツは、

複数社に査定してもらう

ことです。

3-4-1.複数社に査定してもらう

一般的に買取は市場相場よりも低い値段になることが多いです。
理由は「売れないかもしれない」というリスクを業者が背負ってくれるからです。

リスク無しで早期売却できる代わりに売却価格が安くなるトレードオフの関係だと言えます。

しかし、業者によって査定価格は異なります。
少しでも高く買い取ってもらうために、複数社に査定してもらうのも1つの手です。
一般的には3社以上に査定を依頼することが重要だといわれています。

「買取」についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

4.アパートを売却する際にかかる税金と費用

アパートを売却する際は、基本的に4つの税金と3つの費用がかかります。

〈アパート売却にかかる4つの税金と3つの費用〉
4つの税金 3つの費用
  • 印紙税
  • 消費税
  • 登録免許税
  • 譲渡所得税
  • 立ち退き料
  • 測量費用
  • 解体費用

例えば、譲渡所得税は、アパートの所有期間にもよりますが、売却益の「20〜40%」くらいかかります。
アパート売却金額がそのまま収益にならない点に注意が必要です。

具体的な金額や安くする方法が知りたい方は下記の記事をご覧ください。

5.【番外編】売却以外の選択肢

築年数が古くなってくると空室が増加し、収益性が悪くなることがあります。
そういったアパートは所有していても損をするだけなので、売却するのも1つの手段です。

しかし、手放さずに、

  • 建て替える
  • リフォーム・リノベーションを行う

ことで、再び収益性を良くできる可能性があります。

しかし、多額の費用がかかるため、建て替えやリフォーム・リノベーションを行ったあとの収益から回収できるとは限りません。

不動産会社と相談して、慎重に判断しましょう。

「アパートの建て替え」や「アパートのリフォーム・リノベーション」の費用について気になる方は下記の記事をご覧ください。

6.アパート売却でよくある質問

ここからは、アパート売却でよくある質問とその回答を紹介します。

【質問1】空室が多いアパートは売れますか?
回答

売却は可能です。

ただし投資家は「空室の原因」を重視します。

・家賃設定の問題
・設備の古さ
・ターゲット設定のズレ
・エリア需要

IPA不動産では賃貸管理の視点から、「なぜ空いているのか」、「どう改善できるのか」まで具体的に提示します。

改善策が明確になることで、購入希望者は前向きに判断しやすくなります。

空室はマイナス要素ではなく、改善余地として提案できるかどうかが重要です。

【質問2】仲介と買取ではどちらが高く売れますか?
回答

一般的には、仲介の方が高値で売却できる可能性が高いとされています。

理由は、仲介では最終エンド投資家へ直接販売できるためです。

一方、買取業者は転売を前提とするため、その分の利益が価格に反映されます。

ただし、

・権利関係が複雑
・再建築不可
・早期現金化が必要

といったケースでは、買取が適する場合もあります。
価格だけでなく、スピードや確実性を含めて選択することが重要です。

【質問3】売却する前に修繕やリフォームをするべき?
回答

売却前に修繕やリフォームを行うべきかどうかは、アパートの状態や売却希望価格、購入希望者のニーズにより異なります。

もちろん、軽微な修繕やクリーニングを行い、物件の印象を良くしておくことは効果的です。
ただし、大規模なリフォームは費用がかかり、売却益から回収できずに損をする可能性もあるため、慎重に判断しましょう。

アパートを売却する前に修繕やリフォームが必要か、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【質問4】査定額と実際の売却価格は同じですか?
回答

必ずしも同じではありません。

査定額は「売出可能価格」の目安であり、実際の成約価格は「融資承認を踏まえた価格」で決まります。

【質問5】不動産仲介と買取りは何が違う?
回答

「仲介」 市場価格に近い、もしくはそれ以上で売れる可能性があるが売却完了までに時間がかかる。

「買取」 不動産会社が直接買い取るため、早期に売却が完了するが、市場価格よりも低くなることが一般的。

仲介は、不動産会社が買主を探します。
より好条件で買い取ってくれる買主に出会える可能性があるため、市場価格に近い、もしくは、それ以上の価格で売れる可能性があります。

しかし、買主が集まらない場合は、売却までに時間がかかることもあるので注意が必要です。

一方、買取りは不動産会社が直接買い取るため、早期に売却が可能です。
買取後は不動産会社がリフォームや修繕を行い、売却活動が行われます。

不動産会社はリフォームや修繕の費用などを考慮した価格で買取を行うため、市場価格よりも低くなることが一般的です。

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IPA不動産は、設立当初からアパートなどの収益物件の売買を専門に取り扱う不動産会社です。現在までの14年間で390棟以上の売買実績と、500部屋以上の自社管理物件がございます。

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