金利上昇で「アパートローンの返済が不安」なときの対処法 カテゴリー:アパート売却 関連記事TOP,金利上昇 公開日:2026年7月27日 本記事は、昨今の金利上昇の影響を受けてアパート売却を検討されている方に向けて、金利上昇で「アパートローンの返済が不安なときの対処法」をわかりやすく簡潔に解説しています。 金利上昇下でアパートローンの返済が不安なときは、不安を感じた時点で早めに資金計画の見直しを行いましょう。 以下詳しく解説していきます。 目次1 1.金利上昇の「推移と見通し」&「変動金利の仕組み」1.1 金利上昇の推移と見通し1.2 変動金利の仕組み2 2.金利が上がると返済額はどう変わるか3 3.返済が不安なときにまずやるべきこと:資金計画の見直し4 4.アパートローンの返済が不安なときの対処法4.1 金融機関に返済条件の変更を相談する(リスケジュール)4.2 より有利なローンに借り換える4.3 繰り上げ返済で元金を減らす4.4 アパートを売却する4.5 売却益で返済できない場合は任意売却する5 5.相談する不動産会社の選び方 1.金利上昇の「推移と見通し」&「変動金利の仕組み」 金利上昇の推移と見通し 2024年3月に日銀が「マイナス金利を解除」したことから、金利上昇の問題が本格化し始めました。 実際に、政策金利は2024年3月~2025年12月にかけて0.75%まで上昇しており、2026年6月に1.0%に引き上げられました。 今後も緩やかに上昇していくといわれています。 <政策金利の推移> 変動金利の仕組み 変動金利は、返済期間中に金利が変動する金利タイプです。 そのため、金利が上がると返済額が増えてしまいます。 変動金利は、短期プライムレート(金融機関が最も信用力のある優良企業に対して行う最優遇貸出金利のこと)を基準とし、年2回金利の見直しが行われます。 2.金利が上がると返済額はどう変わるか 金利が上がると返済額はどう変わるかを下記条件でシミュレーションしてみました。 ・借入:5,000万円 ・返済期間:30年 ・返済方法:元利均等返済 <図 金利別毎月の返済額> 金利1.5%の場合の172,560円/月・年約207万円をベースに考えると、 金利2.0%なら+12,250円/月・年約14.7万増金利2.5%なら+25,000円/月・年約30.0万増金利3.0%なら+38,242円/月・年約45.9万増 と大きな負担になります。 3.返済が不安なときにまずやるべきこと:資金計画の見直し 金利が上昇し、ローン返済に不安を感じた際に、まずやるべきことは資金計画の見直しです。 資金繰りが苦しくなったり、返済に遅れが出てからではできる対処が少なくなりますので、不安になった時点で早めに見直しをすることをおすすめします。 漠然とした不安を解消するために具体的な数字にし、実は何とかなるのか、実際にいくら足りないのかを明確にします。 資金計画を見直すには、アパートの収益力を正しく把握することから始めます。 家賃相場や空室を埋められる余地があるのか、売却したらいくらになるのかを、アパート売却に強い不動産会社に査定してもらいましょう。 こういった数字が出揃ったらはじめて、対処法が見えてきます。 あわせて、金利が上がったら月々の返済がいくら上がるのかをシミュレーションし、具体的な数字を把握しておくといいでしょう。 それらを踏まえて、具体的な対処法を次の章で見ていきましょう。 <簡易ローン返済シミュレーター> アパートローンの返済額シミュレーター。借入額・返済期間・金利を入力すると毎月の返済額と金利上昇時の増加分を計算します。 入力する 借入額 5,000万円 返済期間 30年 現在の金利 1.5% 上昇後の金利 3.0% 現在の金利での毎月の返済額 172,560 円 年 2,070,720円 上昇後の金利での毎月の返済額 210,802 円 年 2,529,624円 金利上昇による負担増 毎月の差額 +38,242 円/月 年間 +458,904円 ※元利均等返済・ボーナス返済なしで試算。実際の金利・返済額は金融機関やローン商品により異なります。 アパートローンの返済額シミュレーター(スマホ版)。借入額・返済期間・金利を入力すると毎月の返済額と金利上昇時の増加分を計算します。 入力する 借入額 5,000万円 返済期間 30年 現在の金利 1.5% 上昇後の金利 3.0% 現在の金利 毎月の返済額 172,560 円年 2,070,720円 上昇後の金利 毎月の返済額 210,802 円年 2,529,624円 金利上昇による負担増 毎月 +38,242 円 年間 +458,904 円 ※元利均等返済・ボーナス返済なしで試算。実際の金利・返済額は金融機関やローン商品により異なります。 これは簡易シミュレーションですので、正確なものを算出する場合は金融機関に依頼してください。 IPA不動産では無料査定を行っています。 LINEからでもお問合せ可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。 4.アパートローンの返済が不安なときの対処法 資金計画の見直しが済んだら、状況に合わせた対処をしましょう。アパートローンの返済が不安なときの対処法は以下です。 金融機関に返済条件の変更を相談する(リスケジュール) より有利なローンに借り換える 繰り上げ返済で元金を減らす アパートを売却する 売却益で返済できない場合は任意売却する 金融機関に返済条件の変更を相談する(リスケジュール) 借入先の金融機関に相談し、返済条件を一時的に変更してもらうことです。 リスケジュールをすると毎月の返済額がすぐに減らせ効果的ですが、総返済額が増えることや元金が減らないことに加え、今後の融資に影響する可能性があるので慎重に判断してください。 より有利なローンに借り換える 現在借り入れている金融機関とは別のところでローンの借り換えを行う方法です。返済が行き詰まる前の段階での選択肢です。 借り換えは、目的によって選びましょう。 「この先の上昇が怖い/返済額を確定させたい」→ 固定金利への借り換え 「今より低い金利に下げて負担を減らしたい」→ 低金利ローンへの借り換え どちらも新たに審査を受け直すため、誰でも通るわけではありません。 また、借り換えの諸費用に数十万円~100万円以上かかる場合もありますので、削減額が諸費用を上回るかの試算を必ず行いましょう。 繰り上げ返済で元金を減らす 繰り上げ返済で元金を減らし、利息負担を軽くする方法です。 手元に余裕資金があれば、有益な方法です。 元金を早めに減らすと、金利上昇の影響を少なくできます。 手元の資金を減らしすぎると、急な修繕や空室の増加などの不測の事態に対応できなくなるので、無理のない範囲で行いましょう。 アパートを売却する アパートを売却し、その売却益でローンを返済する方法です。 売却益でローンを返済できない場合は任意売却という方法で売却を行いましょう。 売却益で返済できない場合は任意売却する 任意売却は、ローンの返済が困難になったときに、金融機関の合意を得て物件を売却し、売却代金を返済に充てる方法です。 競売と違って市場相場に近い価格で売れやすく、売却後に残債があっても無理のない範囲で分割返済できるため、滞納のリスクを大幅に下げられます。 また、任意売却を行うといわゆる「ブラックリスト」の状態になります。 一定期間(おおむね5年程度)は、新たなローンやクレジットカードの審査が通りにくくなり、次の不動産投資の借入にも影響します。 5.相談する不動産会社の選び方 金利上昇下でアパートローンの返済が不安なときは、収益物件に強い不動産会社に相談しましょう。 選ぶポイントは下記です。 ①収益物件の売買を専門にしている ②任意売却の実績がある ③投資用物件市場の相場を熟知している ④売却だけでなく「保有を続ける選択肢」も提案してくれる ⑤金融機関や税理士など他の専門家と連携できる 返済が不安なときは「保有を続けて立て直す」か「売却して手放す」かの判断を、正確な数字とリスクの説明にもとづいて下す必要があります。 収益物件や任意売却に強い不動産会社なら、家賃の改善余地から売却価格、残債の扱いまで両面を見比べた現実的な提案ができます。 正しい対処を行うためには、上記のようなポイントを押さえた収益物件に強い不動産会社を見つけることが不可欠です。 専門性が高く、親身になってくれる不動産会社を見つけましょう。 関連記事 金利上昇下での「アパート売却」についてよくあるお悩みランキング|影響から対策まで解説 〈アパート売却ならIPA不動産へ〉 IPA不動産は、アパートや一棟マンションなど、収益物件の売買を専門に取り扱う不動産会社です。 開業から現在までの14年間で390棟以上の売買実績を誇り、豊富な知識と経験を活かし、お客様にとって最適な売却プランをご提案します。 相場の調査や税金のアドバイス、売却活動のサポートまで、売却プロセスのすべてをしっかりサポートします。 さらに、当社は不動産に強い税理士の紹介も可能ですので、安心してご相談ください。 また、当社HPからのお問合せで売却依頼をいただいた方限定で、仲介手数料が半額になるサービスも提供しております。 アパートの売却をご検討中の方は、ぜひIPA不動産までご相談ください。 査定してみる 選択して下さい 一棟 アパート・マンション・ビル 投資用区分マンション 分譲マンション 戸建 土地