マンションの売却相場を簡単に自分で調べる方法 カテゴリー:マンション売却の知恵袋 Facebook Twitter Pocket はてブ LINE 公開日:2022年3月17日 最終更新日:2023年1月19日 マンションを売却するときにいちばん気になるのは一体いくらで売れるのかですよね。 中古マンション市場は自由市場なので市場環境によって相場が上がったり下がったりします。 マンションを売却したい場合は事前に売却相場を調べておかないと「意外と高く売れなかった…」といった事態になりかねません。 そこで本記事ではマンションの売却相場を誰でもかんたんに自分で調べられる方法について解説します。 目次1 マンションの売却相場のかんたんな調べ方1.1 売り出し価格を調べる1.2 成約価格を調べる1.3 その他の参考情報を調べる2 マンションの売却相場に影響する要素2.1 築年数2.2 間取り2.3 日当たり2.4 立地・周辺環境3 マンションの売却相場のことならIPA不動産まで マンションの売却相場のかんたんな調べ方 マンションの売却相場はインターネットでかんたんに調べられます。 不動産業者などに依頼する必要もなく、自分でできて無料です。 売り出し価格を調べる 市場経済の原則に「一物一価の法則」があります。 これはかんたんに言うと「同じ商品は同じ値段になる」という意味です。 当然ながら中古マンション市場にも当てはまります。 つまり、自分が売りたい物件とできるだけ似た条件の物件の売り出し価格を調べれば、自分の物件のおおよその相場もわかるのです。 世の中にはたくさんの不動産ポータルサイトがありますね。 例えばSUUMO、Home’s、アットホームなどです。 賃貸住宅を借りたり、マイホームを買ったりするときに1度は利用した経験があるでしょう。 これらの不動産ポータルサイトには中古マンション物件の売り出し価格も載っています。 自分が売りたい物件と似た条件で探してみましょう。 エリア、築年数、間取り、構造、立地、最寄りの駅などを入力して検索してみましょう。 似た要素が多ければ多いほど正確な相場情報になります。 成約価格を調べる 上記は売り出し中の価格ですので売り手の希望価格にすぎません。 しかし、実際に成約した価格を調べる方法があります。 それには「レインズマーケットインフォメーション」というサイトを使います。 レインズマーケットインフォメーションは指定流通機構が運営する、不動産の取引情報を公開しているサイトです。 指定流通機構とは宅地建物取引業法に基づき、国土交通大臣から指定されている公益法人です。 このサイトで検索すれば自分の物件と似たような物件がどれぐらいの価格で取引されたか調べられます。 不動産ポータルサイトとは異なり、実際に売り手と買い手が合意した金額ですのでかなり有用な情報です。 その他の参考情報を調べる 直接的に相場とは関係ありませんが、間接的に中古マンション市場に影響している価格の上下を調べれば、ある程度参考になります。 例えば以下のような情報です。 新築マンションの売り出し価格 土地価格 金利 新築マンションの価格と土地価格が上がると中古マンション相場も上がる傾向にあります。 また、金利と中古マンション相場は逆相関の関係にあり、金利が下がるほど中古マンション相場は上昇する傾向にあります。 直接関係する情報ではありませんが、参考情報としてモニタリングすると良いでしょう。 マンションの売却相場に影響する要素 マンションの売却相場には物件のどんな要素が影響するのでしょうか。 主に以下の4つの要素で決まります。 築年数 間取り 日当たり 立地・周辺環境 築年数 売却相場に最も影響するのは築年数でしょう。 当然ながら築年数が浅いほど高額で売却できます。 不動産の価格は土地と建物の値段から構成されますが、土地には築年数の概念はありません。 築年数の外燃があるのは建物のほうです。 建物は時間がたつと劣化していくので年々価値が減少していきます。 最終的に建物の価値はゼロになり、土地の共有持分の値段だけが残る形になります。 目安としては築10年程度で15%〜20%程度の下落、築20年で25%〜30%程度の下落、築30年で50%程度の下落です。 もちろん他の条件によっても変わってきますので一概には言えませんが、概ねこれくらいのペースで下落していきます。 間取り 売却相場には間取りも影響します。 間取りとは専有面積や部屋数です。 広ければ広いほど売れるかというとそんなこともありません。 いちばん売れやすいのは2LDKか3LDKです。 1LDKは独身層に人気で最も売れにくいのは実は4LDKです。 4LDKが不人気の理由は価格が高さと、ターゲット層が少ないからです。 4LDKを好む層はお子さんが複数いるファミリー層か、自宅で仕事をする自営業の人、趣味にこだわりがあり、専用部屋を持ちたい人などです。 いずれにしろ2LDKや3LDKを好む層よりも少ないと言えます。 日当たり 日当たりも相場を左右する重要な要素です。 南向きの部屋など日当たり良好な部屋は値段が高くなる傾向にあります。 逆に北向きの部屋は安くなる傾向にあり、東向き、西向きの部屋はその中間ぐらいです。 立地・周辺環境 立地・周辺環境も重要な要素です。 特に重要なのは駅です。 駅から近いほど相場が高くなる傾向にあります。 おおよその目安として駅まで徒歩5分以内であれば駅近と言われ、相場が高くなります。 駅から15分以上かかるマンションは相場が低くなる傾向があります。 マンションの売却相場のことならIPA不動産まで マンションの売却相場は個人でもかんたんに調べられます。 しかし、本当にその相場で合っているのか迷う場合があるかもしれません。 その場合はぜひIPA不動産までご相談ください。 マンション売却に実績のある当社が丁寧にお答えいたします。 かんたんなご質問でも結構ですので、遠慮無くどうぞ。 スタッフ一同お待ちしております。 この記事のキーワードマンション売却 査定 相場 Facebook Twitter Pocket はてブ LINE