カテゴリー: アパート売却事例・体験談
親から相続された築36年のアパートの売却を考えられていたIさんですが、アパート2室に家賃滞納者がいて一室は2年以上滞納している1階店舗の飲食店で、もう一室は単身高齢者で1年以上滞納していてゴミ屋敷状態となっておりました。 Iさんはいくつかの不動産会社へ相談しましたがどこも取り扱ってもらえず困っていたところ、当社の広告を見てお問合せをいただきました。
早速Iさんとお会いしてお話を聞くと、以前に買取業者に相談をしたら建物老朽化と家賃滞納状態を理由に土地値よりも2割程安い買取金額を提示され、売却するにも踏み切れず「どうしたら良いかわからない?」状態が続いていました。
Iさんは普段会社勤めなのでアパートの管理をすることも、家賃滞納者と交渉することも現実的に難しく今まで放置してしまった訳なので、今後はアパートの売却査定と合わせて、アパート再生させるのか?売却するのか?総合的に相談したいという事でした。
1.アパート売却するための最善方法 2.管理体制が最悪のアパートをどうしたら良いか? 3.家賃滞納者問題の解決方法
【Iさん属性、物件内容】 50代男性(薬品会社サラリーマン) 東京都江東区(3階建て/鉄骨造/築36年/13戸)
先ずIさんの最終目標を明確にするためにも売却価格の査定を行い、その価格で売却成功させるために何を行っていくのかをご提案いたしました。 Iさんの場合は家賃滞納者問題を解決させてアパートの管理状況を改善することによってアパートは収益物件としても土地としても売却可能になりますので、当然以前に査定した買取業者の価格よりも高値売却は可能になります。
つまり家賃滞納者の立退きをすることが一番の解決方法なので、Iさんの代わりになって当社が家賃滞納者の立退きに向けてお手伝いさせていただきました。
具体的には滞納家賃の請求と催告などを一つ一つ行っていき、最終的には当社の顧問弁護士へ訴訟の委任をし、明渡しまで計画的に進めていきました。 裁判ではIさんの勝訴となり執行官による強制執行までに訴状を出してから約7カ月程度の時間がかかりました。 強制執行後はある程度物件を綺麗にして土地としても収益物件としても両方向から買主を見つめられるように売却活動を行っていきました。
そして売却活動を始めて2ヵ月した頃に、土地値に近いお手頃物件と言うことで個人投資家の方が現金で購入したいと名乗り出てきました。 金額面と条件面もIさんにご納得していただけたので無事に成約することができました。
曰く付き物件などトラブルがある物件はそれだけで売却価格が大きく下がってしまうケースが多いのですが、今回のような家賃滞納者の問題はある程度の時間と費用がかかっても、解決させた時の方がメリットは大きくなることを実感しました。
実際にIさんの場合は曰く付きの状態と曰く無しの状態とで売却金額に1,000万円以上の差額が出ました。 Iさんは親から受け継いだ相続物件を良い形で処分できたことに満足されており、アパートを売却した資金で新居を購入したいと奥さんと話し合っておられるようです。
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