カテゴリー: アパート売却事例・体験談
親から相続されたアパートをご所有のMさん、建物も古くなり資産整理を理由に売却をする予定でしたが、そのアパートの敷地と道路との接道距離が2m未満となっているため接道義務違反(再建築不可物件)になってしまい、思うような売却が出来ない状況でした。
建築基準法42条の接道義務では敷地と道路の接道距離が2m以上なくてはならない法律になっているのです。 Mさんは大手不動産会社から街の不動産屋まで合計10社以上回ったのですが、どこに相談してもまともに取り扱ってもらえず、再建築不可物件は相場よりも7割程値下げをしないと売却するのは難しいと言われており約2年間も売れずに困っておりました。
アパートの入居状況は満室稼働中で、駅からも近く立地が良いので、今まで相談してきた不動産会社が言う売却金額では納得ができなかったのです。 そして修繕や室内リフォームにお金をかけているのもあって、そんなに安く売りたくないという気持ちがあったのです。 そんな中、「アパート売却に強い」という当社の広告を見てご相談に来ていただきました。
1.再建築不可の物件だが少しでも高く売却したい 2.希望の金額以下では売却したくない
【Mさん属性、物件内容】 60代男性(年金受給者) 東京都杉並区(2階建て/木造/6戸)
当社としても再建築不可物件は、売却先のお客様が金融機関の融資が使えないというデメリットがあるため、どんなに立地が良くても相場価格で売却することは難しいというのが正直なところでした。 だからと言って直ぐに諦めないで、再建築不可を建築可能な物件に生まれ変わらせることが出来るかどうか?ご提案させていただきました。
当社は過去にも再建築不可物件をいくつも取扱いしてきましたが、物件によっては近隣の協力を得ることによって再建築可能物件に出来たという実績があります。
〔当社のご提案〕 ① 近隣の敷地を少し分けてもらうことのご提案 ② 物件裏口の駐車場に避難通路を確保させてもらうご提案
以上のどちらかが可能になれば接道義務は満たされて再建築可能な物件に生まれ変わることが解りました。
早速、Mさんの依頼により弊社スタッフが近隣へ何度と足を運び交渉を続けて、裏口の駐車場所有者から避難通路を確保させていただく承諾を得ることができました。 避難通路を確保することによって無事に再建築可能物件になったので、Mさんの希望する金額で販売活動をすることができました。 そして販売活動から2ヵ月で弊社の顧客である個人投資家様に購入していただくことになりました。
Mさんは今まで諦めなくて本当に良かったとご満悦でおられました。 不動産会社からすると、とても面倒な物件なので安くして売却するのが一番簡単なのです。 再建築不可だからと言って直ぐに諦めないで、どうしたら良いのかを真剣に考えれば解決できる道が見つかるかもしれません。
不動産は取り扱う業者によって売り方や見せ方が違います。 再建築不可と可とではかなり大きな金額差がありますので、知恵と工夫を全力で使うことが大切なのだと実感しました。
当社を選ぶ6つのメリット
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